去年&今年は…アップの勉強する機会を沢山与えられました
去年は三重県代表として全国大会
今年は神戸ビエンナーレのヘアーショー
おかげで分かった二十年以上前に買った信竜会のブラシの魅力
もし私がブラシの営業マンなら軽く100本は売りさばく自信がある
そのくらい魅力あります
NBAAのブラシもブームに乗って買いました…それなりに使い易いですが
アップをすればするほど、アップの神様と呼ばれた信竜淳二先生考案のブラシの魅力に取り憑かれています
このブラシ買ったのは美容師免許取り立ての21の時です
可憐さんはお店の先生にアップを覚えなさいと言われました
だから講習を探して行ったのが、信竜淳二先生の講習会でした
正直に言うとお店に、私が結いたいアップを結える先輩が居なかったから、講習案内の作品の写真見て…このアップが、出来たら先輩の技術を抜けると思って当時の可憐さんには、目ん玉ひんむくような馬鹿高い講習費を捻出して参加しました
初めての講習会で早く会場に着きすぎた可憐さんは、白髪頭のロン毛のカーリーヘアーの少し内股で立つお姉言葉のおじさんを信竜淳二先生だとは思わず…会場で…ぼけーっと突っ立てたら
「おちびちゃん見学?」と聞かれました
「いえ受講生です」
「若いのにアップのお勉強?」
「講習案内の写真の綺麗なアップが結えたら…先輩に勝てると思って申し込みしました」
「あら?勝ちたいの先輩に?」
「勝ちたいと言うより技術を抜かしたいんです」
「先生が先輩に礼儀は欠いてはイケないけど技術はいくら抜いてもイイって言われたので」
「あら?おちびちゃんは、面白い子ね」
講習が始まってこのおじさんが信竜淳二先生と知りビックリしました
当時は「アップの神様」と呼ばれている事もつゆ知らず
生意気な口を聞きましたが、人間の大きさで包んでくださったようです
信竜淳二先生は、若い初心者の女の子がベテランに混じって汗かきながらウィッグに遊ばれて練習しているのを…可哀想に見えたのか、手取り足取り懇切丁寧に教えてくださいました
欲しいとは思わなかったけど…信竜淳二先生に薦められて断りきれずに買ったのが、信竜会のブラシです
今思うと当時はアップが下手すぎて信竜会のブラシの魅力が分からなかったのですが、このブラシを息子と娘の為に1本づつ買っておこうと思い…数ヶ月前に注文をかけました
ところが、信竜淳二先生亡きあと、信竜会ブラシも無いと言う返事
材料屋さんに可憐さんが言ったのは、「信竜淳二先生がブラシを依頼していたブラシのメーカーさんがあるはずだから探して下さい」
でも材料屋さんは見つかりませんと答えました
ところが、とうとう見つけました幻の信竜会ブラシ!

美容材料問屋さんのカタログに劇似のブラシを発見
ブラシメーカーに問い合わせしたところ
信竜会ブラシを作ってた職人さんか゛作ったブラシ[i:137][i:137][i:137]でした
同じ材質
同じ型

ただ信竜会ブラシは、職人さんが信竜ブラシを信長会に納めた後
信竜淳二さんが、自ら何かしら…一本一本のブラシに手を入れていたらしく
そこは、ブラシ職人さんには分からないそうです

二十年前にメチャクチャ高かったブラシ
カタログブラシは当時の購入額の半額以下

1本づつ 何かの手間をかけて倍額になったのかな?
さすが!「アップの神様」です

とにかく見つけて可憐さんは大興奮

美容師仲間に一緒に買おうって声かけてます
今日20本注文しました。

幻のブラシに早く会いたいですね


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